2025年8月19日、星野村の福祉センター「そよかぜ」にて、光害と星空保護をテーマにした講座を開催しました。
本講座は、高齢者と子どもたち(55名)を対象に、星空にやさしいあかりの使い方を楽しく学ぶワークショップ形式で行われました。
冒頭では、講師の田中幹人(法政大学理工学部 創生科学科)が、光害(ひかりがい)が星や自然、そして人間の健康に与える影響について解説しました。続いて、会場をグループに分け、世代を超えて一緒に取り組む体験型のワークを実施しました。
ワークショップでは、
- 「昔の夜/今の夜」を比べるカードワーク
- 紙コップやセロファンを使った「あかりの工夫」実験
- 「夜をやさしくする 1アクション」カードづくり
などを行い、子どもたちは実際に光を当てて変化を観察し、高齢者の方々は昔の夜の様子を語りながら学び合いました。
最後には「外灯を下向きにする」「寝る前は強い光を避ける」など、それぞれが日常生活で実践できる「わたしの1アクション」を決めて持ち帰りました。
星野村では現在、国際的な「星空保護区」認定を目指した取り組みが進められており、このような住民参加型の学びが大切な一歩となります。




「あかりの工夫」実験

夜をやさしくする 1アクション


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